GW最終日の5月6日は大阪の豊中でセミナー、
Interdisciplinary Integration“多業種が連携したヘルスケアシステム”
を受講しました。
多分野の専門職が連携する時代へ
Interdisciplinaryとは多分野にまたがる、Integrationとは統合といった意味で、身体に携わる専門家たちが手と手を取りあって連携しよう、それが “Interdisciplinary Integration”で、日本語化すれば「多業種連携」といったところでしょうか。
近藤拓人さんがセミナーの冒頭で仰っていましたが、「餅は餅屋」という言葉があります。
これは、「自分は運動指導者だから眼や歯のことは知らなくていい」という意味ではなく、「眼や歯のことは共通言語・共通認識としては必要で、技術的な介入は専門家に受け渡そう」と考える必要があります。
これはAZCARE ACADEMYの「設立のことば」にもありますので、人の身体や健康に携わる方は是非一度ご覧になって下さい。
今回のセミナーでは、
運動の専門家であるアスレティックトレーナーの近藤拓人さん
歯の専門家である歯科医の西川岳儀先生・石田亮人先生
眼の専門家である検眼士の神田泰志先生・小松佳弘先生
上記の先生方がそれぞれのフィールドでの専門的な知識・考え方などをお話しされていました。
「歩行」「口呼吸」「舌の位置」などが今回のセミナーではキーワードだったと思いますが、それ以外の身体の不調や問題においても何か一つの介入で上手くいかないことは現場レベルでは少なからずあるのではないでしょうか?
個人的な意見ですが、多くの身体の問題は一つの「原因」から成る問題ではなくて、多くの「要因」から成る「多要因」による問題であるため、一つの介入では不十分と成り得ることもあるのではないかと。
だからこそ、多業種による連携が必要なんだと思います。
今後、多業種による連携の流れは進むと思いますし、そうなるべきだと思います。
そうなるべきだからこそ、運動指導者として共通言語や共通認識を学ぶ必要性を強く感じたセミナーでした。
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